ネーミングだけで売り上げ150%アップ狙ってみませんか
2015/09/30
みなさん、会社名、商品・サービス名はどのように決めていますか?
そのときの思いつき、
面白そう、
なんとなく、
・・・
ではないですか?
会社名、商品・サービス名の名づけ方、いわゆるネーミングは非常に大切です。
それは、ネーミングが会社の売り上げに大きく左右するからです。
長期的に使う名称であれば、理念、ビジョンからくるネーミング。
例えば、会社名には、理念、ビジョンからくるネーミング。
いわば、自分を奮い立たせるようなネーミング。
短期的に使う名称であれば、多少インパクトのあるネーミング。
商品・サービス名のライフサイクルが短ければ、その商品・サービス名は多少インパクトのあるネーミング。
いわば、お客様が興味をもつようなネーミング。
店名“いきなりステーキ”
『いきなりステーキ』というネーミング、またわかりやすいというか、マンマな名前なのです。
この店では、ごっついステーキをいきなり300g以上食べてくれ! …というのがコンセプトなのです。
ということで、評判が評判を呼び…
出展:http://blogs.yahoo.co.jp/mm33paramita/54843213.html
店名“トムヤムクン”
「トムヤムクンって言う名前なんだから、とりあえずそれは美味しいだろう」
無意識にそう思っていたわけです。
そして、トムヤムクンが美味しいってことは、他の料理も美味しいにちがいない。
分析はしないけど、直感としてそう感じているってこと。
出展:http://www.ex-ma.com/blog/archives/3752
インパクトが強いし、内容がわかりやすい。
ものすごいステーキが出てきそう。
トムヤムクンだけはおいしそう。
などなど。
一度は行ってみたくなります。
例えば、これが「ステーキハウス鈴木屋」「タイ料理トムさんの家」(実際に店名があったらすみません。それとセンスがない自分。)だったらどうでしょうか。
口コミが発生するまで時間がかかりそうですよね。
裏をかえすと、ネーミングひとつで売り上げが大きく変わることがわかります。
150%ぐらいは確実ではないでしょうか。
ところで、
実はネーミングの売上効果を測定したデータは、ほとんどありません。
なぜなら、効果を測るには、すでに販売している商品のネーミングを変更して、売上の変化を調べることが必要です。しかし、ネーミングを変えると同時に本体にも変更が加えられ新商品として販売されるためネーミングの効果を独立して測定できないのです。
出展:ネーミングの効果
だだ、古いデータですがネーミング効果が雑誌委に公開されていますのでご紹介します。
●この場合のネーミングポイント
最初のネーミング「ゴールデンパティ」は商品のイメージが伝わらない。
それに較べ「おはようポテト」は、「朝食用」であること、ポテトの加工食品であることなど、「商品名から特長がわかる。使い方や使うシーンがイメージできる。」などの点が売上増につながったといえます。
話をもどして、長期的に使う場合にインパクトのあるネーミングがどうしてダメなの?、と思っていませんか。
それは、インパクトがある分、あきられるのが早いからです。
どうでしょうか。例えば、お笑いの流行り廃りは。
インパクトが強いと、あっという間にいなくなってしまいます(すみません、例えが悪くて)。
今年の上半期に流行ったあの芸人さんはもう見なくなりました(すみません、例えが悪くて)。
人間は現金ですから、1度感動してしまうとそれ以上のものを求めてしまいます。
そういう意味で感度を与え続けている東京ディズニーランドは凄いと思います。ちょっと話がそれてしまいました。
このようなことから、
長期的に使う名称であれば、理念、ビジョンからくるネーミングが必要です。
いわば、自分を奮い立たせるようなネーミング。
これで、みなさんは、ビジネスに夢、熱意を注ぎ続けることができます。
短期的に使う名称には、自分の思いのようなものを含めるのではなく、むしろ他人(消費者)の思いを込め、
長期的に使う名称には、自分の思いを含める。そして、当然、他人(消費者)の思いも。
このように、ネーミングひとつで会社に売り上げに大きく左右します。
ビジネスをする上でネーミングはあなどれません。